ちょっと早いんだけど、一年を一旦振り返るのはこのタイミングでしか出来ないと踏んだ。
まず一つ、今年末で一つ、バンドが終わる。
そんな俺のバンドShinobu Motoori Groupは、解散と同時に新譜をサブスクリプション限定で配信する。
どこまでも往生際が悪く、どこまでも段取りが悪い俺たちの最後の足掻き。
バンド史上最高傑作が出来たことに間違いはない。期待しててくれたらとても喜ぶし、聴いてもらえたらもっと喜びます。そんな新曲を含んだ、全4曲、配信予定です。
改めて、本当にありがとうございました。
是非ともご視聴のほど、よろしくお願い申し上げます。
そして、私事なのですが
(ここからは敬語がなくなります。)
実家で長年共に暮らした愛猫が、そこそこの寿命を真っ当し、いよいよ感を漂わせ始めていってるのを実感してる。
今は東京へ俺が出てきてしまってるので、その老いを間近で感じられずに時間差で実感してるこの状況が、だんだんと不安になってくる感覚、そのくらいの話。
そして、世界で最も尊敬するアーティストである画家、鄭瓊娟こと、祖母
も、また、ちょっといよいよだと言うのを本人がしきりに伝えて来たのも同月の話。
まわりのクルーみたいな人からも英語でかなりのレベルで体調が優れない旨を報告してくるあたり、俺も一応、期限の切れたパスポートの再発行の手配をし始めるくらいの、感覚の話。
でも予想だと、まだ絶命まで遠い。これは医療従事者としての勘。
そして、仕事でも大激動が起こり、来年からは今の職も地位も返上してまた修行する事になりそう。これは、自分で選んだ結果。学び多く、チャレンジとも言えたこの2年弱は、お世辞にも手放しでいい時間だったとは言えない。むしろ普通に考えたら苦痛の苦行でしかなかった。なかったはずが、意外と楽しくやれた部分も…
いや、そんなわけないな。めちゃくちゃキツかったな。それをハッキリと言い切るくらいにはやった。最後の方は結構しんどさしか残ってなかったなと振り返る。たぶん、これは俺自身にしか分からない感覚だろう。職場の誰とも共有したくない、個人的な感覚。
しかし、そんなのはやったことをない事をやるなら当たり前の話だろうと思ったのと、挑まなければ得られなかった経験があまりに多く、この結果には納得している。やって良かった。本当に。
何にせよ、全てのことにおいて
自分に嘘をつかず行動した結果、課題や改善点が多く見つかったのは非常に良かった。猫の事や祖母の事は直接俺の事ではないけれど、そう言うタイミングで色々な波が押し寄せてくるものだと言う事を身をもって教えてくれてるのだと思う。愛だよ愛、これは愛。
俺の中で最も不味いのは、流されて適当になにかをやって、何にもならない使えない経験だけ積み上がっていく事。そんなのはガキの頃音楽活動で散々学んだ。散々やった。もうやらない。
12月に入り、俺の周りや俺自身の色々な事が収束していっている。
タイミングなんだなあと、俯瞰しつつ、渦中にいる自分自身は、今は本当に久しぶりにゆっくり過ごしている。
今一度、全ての事を、何のためにやるのかを考える。
今一度、何の為に生きてるのかを考える。
自分の価値とは一体何なのか
自分のスキルは一体何に役立てる事ができるのか
俺がやりたい事とは何か
そこから導き出される答えは
選択肢はまだまだ手に余るほど多そうだと言う事。
とりあえず分かったのは
ちょっと体に無茶させすぎたという事。
一旦インターバルを挟むのも、必要かもしれない。