ドラッグ&ロックン・ロール

音楽活動報告、よく思考のまとめを行います

#一蓮托生

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(※こちらは終了したイベントの日記です)

 

改めまして、計6日間のイベント、お疲れ様でした。LANPAZIE柴田さん、お疲れ様です。

大塚MEETS長谷部店長は運営兼DOSTRIKEでの出演お疲れ様です。そして、PA八木さん、全日程本気にありがとうございました。


僕は初日、REPEATERとLANPAZIEで。最終日にはLANPAZIEとShinobu Motoori Groupで参加し、5日目をギリギリ見にいけました。

 

その中で唯一思った事は、みんなコロナ禍で仕上げて来たな。って事でした。皆、自信と確信があるから一切キャンセルが出なかった。流石でした。

 

このイベントに向けてのトークイベントで一蓮托生が発足した当初の事を聞き、また過去のイベントに参加して見てきた事、そして去年やるはずだった1週間ぶっ通しの企画が期限未定の延期になった事、そして今回完走しきった事。

 

知らず知らずのうちに刷り込まれていた、「今年もやってきた」感が去年なかった事の意味。

 

顔を合わせていない間に何をやって来たかがわかってしまうステージ。

 

深く話せばきっと各々、生活で変わった事や周りに起きた事はあると思う。

 

けれども何食わぬ顔して皆、いつも以上にいつも通りにライブを行う重心低めな姿勢。

 

うわついた人が周りに見当たらない、皆の目がこう語る。演者、お客さん、スタッフ、そんなの関係なく

 

『俺は、私は、ここに居ていい。』

 

そんな場を作り上げて頂いたのだと思うと同時に、僕はただその日そこに来ただけの人。

 

配信をやらなかった選択肢、本当に嬉しかった。

 

便利な世の中になったからこそ改めて見えて来た、普遍的な価値"来たら見れる"という条件付きのナマモノ。

 

演者からしたらある種の通過点かもしれないし、禊ぎだった人もいたかもしれず、目標地点だった人もいたかもしれないし、初めての経験をした人もいるかもしれないし、日常だった人も居たかもしれない。

 

 

来て早々、

「やっぱ酒飲みたいよな」

 

が聴こえてくるフロアでは、イベントが終わる頃には皆満足して帰っている様に見えた。

 

 

 

かく言う僕にとってはというと、あんまり分かってない。分かってないけど分からないわけじゃない。

 

答え合わせが出来た。

 

初めての経験でもなく、通過点でもなく、目標でもない。カッコ悪い言い方をすれば、

 

 

「また来たよこのイベント疲れるんだよな。」

 

が先に来る。

 

そしてやり終えたら

 

「終わっちゃったなぁ…」

 

がやっぱり来る。

 

案の定、終わった翌日は清々しい気持ちで目覚め、3歩ほど歩いて全身が痛い事に気付いた。

 

きっとこの身体の痛みが消えてる頃には、またやりたいなぁって思ってるんだろうな。

 

リョウマサヒロ