ドラッグ&ロックン・ロール

音楽活動報告、よく思考のまとめを行います

【祝】歳を取りました。反省します

今年、僕は32歳になりました。

 

先に書くと、32歳の僕の目標は

 

「仕事の基礎の基を押さえること」

 

 

 

どうも皆さん、おはようございます、こんにちは、こんばんわ。

 

毎年、年始や誕生日に、個人の抱負をよくブログに書きます。リョウマサヒロです。

 

 

30歳になった2年前の9月は

 

30代は楽しいよと教えてくれた諸先輩方を思い出しながら

 

薬剤師とドラム、どちらもプロになるという目標を掲げました。

 

 

 

 

その翌年2020年初めは

 

ドラムの初心を振り返りました。

 

 

 

 

去年2021年9月には

イケオジになりたい!という抱負をさらに強くしました。

 

 

今年、2021年の年始には

 

公の場で初めて政治的な話を考えて、コロナ禍を振り返り、今後どう選択していくかを考えました。

 

 

 

 

今年2021年9月

 

 

僕は何を思うのかと自分に期待していましたが、あろうことか、初めは、今の段階では何も思いつきませんでした。

 

なので、具体的に考えてみることにしました。

 

 

 

 

自分のプロへの憧れ

初心

歳の取り方

生きる上での選択の仕方や政治の話

 

振り返ってみると、一応、30歳になった時に立てた目標には少しずつ向き合ってる気がします。

 

それと同時に、思った様に上手くは行かなかった気もします。

 

これらを僕は、具体性が欠けていた、と反省しています。

 

仕事面でいえば

 

薬剤師の方は割とかなり躍進した年になったと思います。

 

それと同時にまた一から一つずつ学ばなければならないフェーズに来たと思っています。

 

僕は今とある小さな会社で、超かっこよく言えばCOOをやっています。

これは、僕の人生設計にはまるで組み込まれていなかった、ある意味超ラッキーチャンスみたいな物でした。

当初、半分ニートみたいな所から初めて、20代後半を過ごし

 

色々な人から、その生き方良いなぁと言われつつ、知らない人からは、ニートみたいなことしてっからダメなんだよと反感を買いました。

 

その間に培った物というのを、僕には、たまたま、深く評価していただける人が居たので今に至ります。

 

いなかったらおそらく、今でもただパートタイムとして働き、お金がない!と叫んでいたと思います。なのでこれは稀有な例です。

 

ただニートに毛が生えた様な生き方をしていた訳ではなかったのだけれど、人様からは仕事をしてない人に見えてた時代が僕にはあります。

 

あまり人に話していない部分の僕の歴史です。

 

そんなこんなあり、

 

今に至るまでの下準備を僕なりにやっていたわけでした。

 

しかしそれも、たまたまそれを見抜いてくれる人がいたから上手く行った様な物です。

 

今、小さいながら従業員を持つ様になりましたが

 

実際のところ、僕自身がそれだけの事をやる人間かと問われれば

 

自分ではあんまり、まだまだ適任だとは思っていません。

 

でも、やると言ったので、やるしかないのが実際問題な訳です。

 

 

 

今年

 

 

人生で初めて、100万単位でお金が動く、面接というのをやりました。

 

 

相手の実力が紙っぺらと会話でしか計れない

 

 

まさに1回100万円ガチャ。

 

 

会社の金を使う単位としては、おそらく小さな額ではありませんが、そんなに大きな額でも無いと思います。

 

 

しかし、僕からしたら大金です。

 

 

それで失敗したら、選んだ僕のせいです。

 

 

 

そんな大金を動かすのも、実際には社長が別で居るので、出資は僕じゃありません

 

 

なので、

 

 

「他人の金だから、まぁ、いーや」

 

と、ある種開き直って人を選んだ僕です。

 

そんくらいにはかなり適当なので、変なプレッシャーは感じずに

 

冷静に仕事ができました。結果、良かったと思います。

 

 

見事に素晴らしい方を選ぶことができました。

 

 

 

仕事面の音楽の話で言えば

 

 

打って変わって、

 

僕は使って頂く側です。

 

 

そこで気付いたのは

 

今の僕は分相応だという事です。

 

自分が実際、人を雇う側に立つことが出来たので、今自分に足りない物がとても明確に分かりました。

 

 

今僕に仕事を振ってくれる人と言うのは、僕がとても信頼してる人でもあります。

 

絶対に変な様にはしないと、僕は確信し

 

お相手もこの人ならきっちりやってくれると信じてくれています。

 

それは昔からお互いを知っているからです。

 

 

僕が、何を得意として何を考えてドラムを叩いているのかを良く知っていて、それを欲してくれてるからです。

 

 

 

仕事の量は確かに少し増えました。

 

 

しかし、

 

(少しビジネス的な話で言えば)

 

新しいクライアントさんからのお仕事は、

 

その人達からの口コミで広がっています。

 

 

裏を返せば

 

完全に新しい所からの仕事の発注は

 

"一切来ていない"

 

 

これは、

 

僕に、

 

・全くと言って良いほどまとまった商材がない

 

・実力以前に業界で当たり前である事が整っていない

 

コレに尽きると思います。

 

 

・譜面が読める

・イヤモニを持っている

・ドラムセットを持っている

・譜面が書ける

・領収書を電子媒体で発行できる

・レコーディング環境が整っている

・業界人としての立ち振る舞い

・その業界で使う名刺がない

・他にもたくさん僕がまだ知らない事

 

コレらが整っていません。

 

口コミで仕事が広がる時は、それらがなくてもそこに価値があれば仕事が来ますが

 

 

全く誰だかよく知らないけど実力で選ぼうと思った時は

 

実力以前にそれらが整ってなくて仕事が来ないことの方が大きいです。

 

 

そしてプロの方々のスキルはとてもじゃないけど計り知れないと言うことも学びました。

 

 

 

僕も、得意なジャンルなら負けない自信はあります。

 

しかし、プロというのはそういう物じゃありませんよ。と、言うのを僕は学ぶ事ができました。

 

薬剤師が

 

皮膚科なら負けないけど他は自信ない

 

 

 

なんて言ってたら話にならないのと同じです。

 

 

僕が仕事を振る時

 

いくら実力があったとしても、基本の基が揃ってない人に仕事を振るなら

 

 

基本の基が揃ってる実力者に仕事を振ると思います。

 

 

ただ、もし仮に、偏った技術を欲してる時は、それらが整ってなくても、それを得意とする人を雇うかもしれない。

 

 

なので32歳の僕が思う目標は

 

 

 

まずは

仕事における基本の基を押さえること

 

 

にしようと思います。

 

 

 

 

 

 

ここまで長い、極私的な文章を読んでくださってありがとうございました。

 

ここから先は、ちょっとしたおまけです

 

コレから何らかの仕事を本気でやりたいと思ってる人に向けて、

 

 

超ビジネス目線で

 

 

ビジネスマンになりたてで僕が目からウロコだった話をしようと思います。

 

僕の周りには、実は音楽のプロになりたい人がたくさん居ると思うので、薬剤師としてだけでなく、会社の役員としての僕から一つアドバイスです。

 

 

 

 

まず、名刺を作ってください。

 

僕は今、企業の方々からオファーを受けて、新しい店舗を作る時のアドバイザーの仕事もしています。

 

それは全て、会話と、名刺交換で仕事がつながっています。

 

 

名刺には役職、もしくはできる事を明確に書いておくと良いです。

 

 

僕の名刺には

 

 

薬剤師

 

とだけ書かれてる訳じゃありません

 

 

会社での役職や

 

持っている認定資格

 

その全部が書いてあります。

 

 

ビジネスの場合

 

会話と、名刺の情報

 

それら全てから、人は相手を半分以上判断します。

 

 

 

それから、自分には出来ない部分を補える人と、チームを作ってください

 

 

僕は、店舗展開のアドバイザーの仕事をする時、必ずその道のプロ、あるいはかなり情報を持った人とタッグを組み仕事をします。

 

 

ドラマーで言えば

 

レコーディング環境は整ってなくても、自分のドラムプレイをよく知った人や、レコーディングエンジニアを1人か2人紹介できないといけないと思います。

 

 

コレらはどの業界でもおそらく、当たり前の事です。

 

 

実際その人達が仕事に関わらない場合も多いし

 

先方が既にそう言う方をチームに入れてることも、とても多いですが

 

 

もし、チームに欠けた人がいて、その人も補えるコネクションがあれば、

 

それだけで仕事を頂けることも実際にはたくさんあります。

 

 

 

 

そうして仕事をした人とコネクションを重ねていくと、いつだか、色々な話が来る様になるのです。

 

 

これは、僕をヘッドハントして下さったオーナーから教わった事です。

 

 

 

 

ちなみに、どうやってチームを作るかと言うと

 

 

なにも、チーム組みませんか?

 

 

と言うわけではありません。

 

 

 

何をするかと言うと

 

 

とにかくそのチームを組みたい人に仕事をお願いし、無理難題を聞いてもらう代わりに、あちらの無理難題も聞きまくる

 

 

これだけです。

 

 

良いビジネス関係にある人は、

 

仕事での恩を、必ず仕事で返してくれます。

 

 

 

そうして信頼関係ができれば、新しい仕事が自分に来た時に、必ず助けてくれます。

 

 

おそらく、僕からは見えない音楽のプロの方々は、これらを当たり前の様にやってると思います。

 

 

医療現場では

 

 

 

医療だからビジネス目線を忌み嫌う人もいますが、実際問題、仕事として成り立たないと継続できず、結果患者さんに迷惑をかけることになります。

 

医療現場は

 

ビジネスの先に、やりがいのある仕事が待っています。

 

 

 

音楽も、おそらく同じなのではないかと思います。

 

 

 

 

しかし、

 

 

いくら実力があったとしても、戦えない理由が、僕は僕自身に向けて、まだまだあると思っていて

 

 

もちろん実力も足らない部分がたくさんありますが

 

 

その実力は、仕事で磨く物だと教わりました。

 

 

いくら練習しても

 

本番で培う経験値とは比較にならないし、求められるスキルやテクニックも、練習と本番ではまるで違います。

 

薬剤師で言えば、どんなに机に向かって勉強した内容が優れていても

 

それを使った経験がなければ話にならないのです。

 

事前準備と、練習

 

とにかく仕事を取ってくる準備を怠らない方が、良いのかなと、自分にも言い聞かせて終わろうと思います。

 

 

リョウマサヒロ