ドラッグ&ロックン・ロール

音楽活動報告、よく思考のまとめを行います

外伝6 日本の古い家見てきた

『哲学や文化を考えると、寺子屋ではなくて、昔は家の中や生活を通して学んだものだ。』

 

僕の知らないことを知っている友人に教わった事

 

そういえばあったな。と思い

 

 

 

明治時代からあると言われる家

 

俺の生活圏内の中では1番古いと思われるので、それを観察してきた

 

 

 

f:id:ryomasahiro:20220907233053j:image

 

 

やたらと風通りの良い作りの家

 

確かに、今自分が住んでる家よりも感覚は鋭くなりそうだ

 


f:id:ryomasahiro:20220907233101j:image

 

プライバシーなんてなさそうな襖

 

物音を立てようものなら隣の部屋のじいさんに怒鳴られそうだ

 


f:id:ryomasahiro:20220907233104j:image

 

 

謎の床間

 

いまだに何に使うのか分からない

何に使うのか、何の意味があるのかは友人から聞いた気がするけれど、思い出せなかった

 


f:id:ryomasahiro:20220907233057j:image

 

きっと何かを置いていたであろう床間

 

近づくと、うっすら、何かあった日焼けの後がある

 


f:id:ryomasahiro:20220907233046j:image

 

この作りだと

 

全ての部屋からほとんど隣の部屋に移動が可能

 

風の通り道はものすごく良さそう

 


f:id:ryomasahiro:20220907233108j:image

 

 

縁側

 

靴を履いたままその家の人と長く話せる場所と聞いた

 

 

昔の人はここで何を話したのか

 

 


f:id:ryomasahiro:20220907233050j:image

 

 

立派な廊下がついた庭

 

これは家の中なのか、家の外なのかが常に疑問

 

 

 

 


f:id:ryomasahiro:20220907233036j:image

 

おおよそ、木と紙でできた家だけど

 

コンクリートか、セメントか、そんな素材もあった

 

明治っぽいと思った

 


f:id:ryomasahiro:20220907233032j:image

 

絶対に人が通ることを想定してないサイズの扉

 

何に使ったのか疑問

 


f:id:ryomasahiro:20220907233039j:image
f:id:ryomasahiro:20220907233043j:image

 

明治の頃から変わらずのガラス

 

 

今のツルッとしたガラスではなく

 

少し丸みがあって鏡面にはなってない歪なガラス

 

『だがこれが良い』がここにある気がした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友人曰く、

 

侘び寂び

 

察する

 

気配

 

こう言った物を生活の中で感じながら学んだのだろうという事

 

 

確かに、そうだなと思った。

 

 

 

コロナ禍だからか、換気を余儀なくされてるからだろうか、ほとんどの扉が開け放たれていて、外と繋がっていたので、見学するにはとても良かった。

 

閉鎖的な感覚は全くなく

 

むしろ開放的だとも思うのに

 

物静か

 

厳か(おごそか)

 

という感覚が常に残る家

 

 

 

俺たちの他に、もう一組見学している人がいたけど

 

 

この家では、

 

例えば2階に誰がどこを歩いているのか

 

わかるようになっていた

 

 

それはそういうシステムが搭載されているというより

 

 

気配という形で分かるような感覚な気がする、副産物の様な感覚

 

 

 

 

 

 

 

 

古い家といえばそれで終わりだけど

 

 

何となく、真新しい感じに見えた

 

 

明治時代は和洋折衷な時代だと見聞きしたけど

 

ここは結構、和に寄っていた気がする

 

 

 

 

 

 

 

f:id:ryomasahiro:20220907235323j:image

 

 

名前忘れたんだけど

 

こんな粋な爺さんが住んでいたらしい

 

超かっこいいと思う。