ドラッグ&ロックン・ロール

音楽活動報告、よく思考のまとめを行います

V.S 【結果】

2024.3.23

大塚MEETS

 

 LANPAZIE V.S borderline case

 

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お疲れ様でした。

 

 

 

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あらかじめアナウンスした通り、

 

本日は入場時のドリンクチャージは演者からのプレゼント。

 

その代わりといってはなんですが

 

この日のライブを見て

 

あ、やべえわ

 

と思った方に投票してもらうというV.S.スタイルのイベントを組みました。

 

 

MC中でもアナウンスしたので、その結果発表と、このイベントへのあと語りみたいなものを少し。

 

赤と黒2枚組のトランプによるブラックボックスへの投票

 

 

 

赤 LANPAZIE    25票

 

黒 borderline case 20票

 

 

 

 

無投票とか、あるいは甲乙つけられなくて2枚とも入れた人もいるかもしれないですが、それも自由です。特にルールは決めてなかった。

 

そしてコレが今回の結果。

 

 

 

その後の打ち上げに来てくれた人たちには少し話したけど

 

 

今回俺がやりたかったのは、白黒はっきりつけようぜっていうバンド同士の真剣勝負だけではなくて

 

表現の自由V.S選択の自由

 

にも重きを置いてました。

 

 

会場にいた人達の声からもヒシヒシと伝わってきたけど

 

 

「やべえ決められねえ」

 

とか

 

「どうしよう…」

 

と悩む姿とか

 

すごい渋い顔しながら投票箱にトランプ入れてる人の姿も見たり

 

 

そう言うのを俺はお客さんにも感じて欲しかった。

 

 

そして、そうなったのは両バンドとも甲乙つけ難いライブを行ったからだろうと肌で感じてます。

 

 

そこにこっちが本気になれなければ、お客さん達をそこまで悩ませることもできなかったでしょう。

 

普段ライブハウスって、目当てのバンドを見に行って、ついでに対バン見たり

 

 

好きなバンドがたくさん出てるから行くとか

 

そう言うのが普通だと思うんですけど

 

 

今日のイベントではある意味

 

 

強いて言えばどっちにベットするかと言うのを体験してもらった形だとも思います。

 

 

俺個人的な感覚の話をすると

 

みんな優勝でいいよねっていう昨今の風潮や

 

運動会で順位をつける事を避けていく子供教育の文化が当たり前になってきていることに対して

 

それはそれでいいし良い点もあると思うけど、

 

俺自身はまったく良いと思ってない自分が居ます。

 

社会に出た時にさ

 

みんな平等でみんな優勝!オッケー!みんな素敵素敵!

 

 

でまかり通った事が、俺の人生では一回もない。

 

そう言うちょっと人生哲学的な部分が収まりつかなくなった結果、やりたくなったイベントでした。

 

 

たとえ俺みたいな境遇じゃなくてもさ

 

譲れないものを磨き続けてるバンドっていると思ってるし

 

バンドマンじゃなくても、ここだけは譲れないものを賭けて生活してる人っていると思う。

 

 

それで評価されれば嬉しいし、伝わらなければ悲しい

 

勝てば嬉しい、負ければ悔しい

 

 

それって実はみんな持ってると思うし、そんなの気にしないって人ももしかしたら本当は根っこにあるかもしれないよね。

 

俺はborderline caseを見て、

 

「こういうボーダーがみたかったんだよ俺は。」って素直に思えた。

 

だからありがとう。ボーダーの皆んな。

 

 

 

閑話休題

 

 

 

 

今回のこのイベントV.S

 

俺らLANPAZIEもやりきったけど

 

borderline caseもだいぶやべえライブしてましたね。

 

 

実際結果も大差がつくことなく

 

皆さんには苦渋の決断を迫ったかもしれません。

 

俺個人としては、どっちにしようかを決めるためにあなた達が悩んだことすらも体験型のエンタメとして持ち帰ってもらえたらと思ってます。

 

 

 

ライブハウスで行われるバンドのイベントって

 

 

ヒップホップ文化にあるみたいなバトル形式ってあまりない。

 

 

強いて言えばコンテスト

 

 

応援してる人が勝つ姿も負ける姿も込み込みで面白いフリースタイルラップバトルは

 

俺自身もエンタメとしては好んで見ることがあります。

 

お笑い芸人さんたちでいうと賞レースなんてものもありますね。

 

 

 

 

 

ここから先は野暮なので、

 

 

皆さんにはどう映って、どう感じたのか

 

 

いつか会えたら話を聞かせて下さい。

 

 

 

 

それでは、また。