MCでお知らせした通りなのだけど、本当にごめん「辛気臭いのは無しね」と俺自身が言ったのに、文章にしたら何度書き直しても辛気臭くなるな。だからきっとそれが答えなんだろう。
そのまま、発表します。
メンバーそれぞれのコメントです。
まず初めに、
以下、うちのリーダー
本居信夫
もとい
シノブモトーリより
『Shinobu Motoori Groupは解散します。
2022年12月いっぱいを持ちまして。
こちらの内容は先日のLANPAZIE企画「BLACK↓BUZZ vol.4 ねぎらいの2マン」at 大塚MEETS に我々が出演した際にMCにて発表しました。
今回はまーくんのブログを通じて文章として気持ちを載せられればと思い筆を取っています。
結論から言うと僕自身が40歳を迎える節目の年に僕の田舎である山口県に帰ろう、ということです。(家庭の事情については割愛)
では少しShinobu Motoori Groupの歴史を振り返ります。
2014年9月 同バンド結成
2015年 秋頃? まーくんにサポートドラムを依頼
そこから彼との共同戦線が始まりました。
まーくんとのライブを重ね、心身ともに腑に落ちた状態で「しのぶさん、俺SMGに入るわ」と。
それが2017年頃。正確な時期は覚えてはいませんが、まーくん正式加入に伴いお互いの思いの丈を話そうということで行った懇談会 at 夜の井の頭公園のことは良く覚えています。音楽活動の計画や墓場まで持っていく話など深いところまで話し合えた。
その中で40歳に成る年で山口県に帰る予定だ、ということを伝えました。まーくんは驚いていたけれど、「そのときが来るまでやり抜こう」ということで地べたに座りながら乾杯した。2ピースでのShinobu Motoori Group が本当の意味で始動した時です。
その後の活動内容についても割愛します。
そして約束の2022年。来ちゃったね。遂に。
ラストライブのお知らせの前に今後の告知も。
10月末 レコーディング(お楽しみに!)
11月13日 山口県 周南rise
そしてそしてのラストライブ。
2022年12月11日 大塚MEETS にて
Shinobu Motoori Group ワンマンショーを行います。
我々の散り際を目撃しに来て下さい。
ここではShinobu Motoori Groupの事しか触れませんがライブでは自分の20年の思い出も少しお話しできればと思います。
最後になりますがShinobu Motoori Group創設からのメンバー、サポートメンバー、ライブハウスの方々、対バンしてくれた方々、お客様、本当にありがとうございました。』
Shinobu Motoori Group Vo.G
シノブモトーリ拝
そして、
Shinobu Motoori Group
ドラム&コーラス
リョウマサヒロとして
『まず初めに、しのぶさんへ
残るステージと創作、何卒よろしくお願い申し上げます。しのぶさんが、SMGの歴史を振り返ってくれたから俺からも。
そうだね、俺が加入を決めたきっかけの話を少し。
7年間、結構早かった気がします。サポートの話を貰った時、俺自身があまり音楽をできてない時期でした。そんな時、声をかけてくれた、あなた。自分のドラムを生かせる場があるならと、飛びついた記憶があります。本当に、今なら思うのは、ドラマーとして生き永らえた事。
The life plantというバンドでライブ活動をしていて思い描いた理想図。それを見て声を掛けてくれたしのぶさん。SMGで何度もライブをやるなかで、自分が最も突き詰めたいドラムのスタイルをSMGの活動中に明確化されていく感覚があったと共に、皆さんからの賞賛の声や、続けていく中での人と関わり合うという意味での、発見を通し
"この人の歌を他の奴に叩かせたくない"
という気持ちが芽生えて「俺はSMGに加入する」と伝えました。俺にとっては、加入してくれないか?と言われて入るのではなく、俺から加入すると決めた事が大切でした。
正規メンバーとしてやってく中で、俺の超カッケェ所やクソダサい所、しのぶさんのクソカッケェ所や超ダサい所。お互いめちゃくちゃ見えてきました。まあ、ぶっちゃけ怒鳴り合う喧嘩もしたな。
"他の奴には叩かせない"これだけは唯一、その時からずっと同じです。ただ、それだけでやってきたと言っても過言ではない。人間なんて所詮クソダサい、けどマジでカッケェ所がある。それをお互い見せ合ってきたような活動だったと振り返ります。
SMGのスタンスは「お互いが自分の為に音楽をやる」それが、交差した瞬間が、1番SMGらしいライブができると思っています。最後までよろしく。どんなライブができるのかめちゃくちゃ楽しみです。
それから、次に
この発表を今、目の当たりにしている皆さんへ。あるいは、10月9日に正式発表を聴いてくれた皆様へ。
しのぶさんが人生の転換期で地元に帰ると言うなら、俺は全然OKだと思っていて、応援したいと思っています。1人の男の決めた人生に口を出すほど野暮な人間では、俺は、ありません。
俺は俺の為に、Shinobu Motoori Group専用の俺による俺以外に一切替えの効かないドラムを12/11まで叩き続けます。これが、俺をドラマーとして救ってくれた彼への恩返し、送り出しだと思っています。
だから2022年12月11日(日)、今まで応援してくれていた方々、一緒に迎えてくれる方々、関わってくださった皆様。俺も、しのぶさんも、全然強い人間じゃあない。だから力を貸して下さい。どうか、よろしくお願い申し上げます。』
Shinobu Motoori Group
リョウマサヒロ