ドラッグ&ロックン・ロール

音楽活動報告、よく思考のまとめを行います

宿る物があったはず

今日、ごくごく久しぶりにという感じで、何の目的もなく、会うことを目的として、先輩と2人で会う機会を頂いた。

 

朝起きて、風呂に入ろうとした時にふと、その人の事が頭に浮かんだ。

 

 

こういう感覚は2つ。

 

ひとつは、

 

謹んでお悔やみ申し上げます、的なお知らせが虫の知らせとしてあった時

 

 

もうひとつは

 

今俺にはこの人に会う事が必要だよ、とご先祖様か、神様か、あるいは亡くなった親友が教えてくれる時

 

この二つの場合、こういうサインがふってくる

 

胸騒ぎはない。

 

だとしたら、間違いなく後者の方だと思ったから、急な連絡で迷惑にならないか少し考えてから、連絡をした

 

 

 

 

すぐ、「いいね。」と返してくれたのがとてもありがたかった。

 

 

何を話したかは割愛したい。

 

 

久しぶりにお邪魔させてもらう中、慣れない副都心線と池袋乗り換えにだいぶ頭を悩ませながら

 

どんな話をしたいかなとぼんやり考えていた。

 

 

人混みはまだまだコロナの渦中前よりは、少ない池袋。

 

 

人と人の距離感を色々な意味で見直すきっかけをくれたこの数年間

 

 

自分にしか判断できない選択

 

 

抱え切れない負の感情を、音楽として変換するには、頻度が少なすぎたライブ

 

作品を作る事について真摯に向き合えてたら良いな、なんて思いも電車に乗ってて湧いてきた

 

 

つまるところ、会う

 

というだけでそういう事を思い出させてくれる先輩。

 

 

先輩はどんな数年間だったんだろう

 

俺には俺の話しかできないから、俺の話を聞いてもらおう。そして目一杯、甘えさせてもらえたら嬉しい。

 

 

そしてその中で答え合わせがほんの少しでも出来たら、有難い。

 

 

そんな感覚で、お会いした。

 

 

 

今まで人に話した事がなかった話をたくさんした。

 

 

「わかるよ。」

 

と言ってくれるだけで嬉しかった。

 

 

そのわかるよ、は、すでにその経験をした人のそれだった。

 

 

ああ、何度それを経験したんだろうか。

 

 

この人は、何度。

 

 

そう思うと、かなわないなと思うと同時に

 

 

どこか斜め上で、『俺もそれやりてー!』

 

とも、思った。もちのろん、簡単にできないし同じ事をやろうと思わない。できない。

 

でも、俺にできる事を、やる。

 

と、いう意味ではまだまだやれることは沢山あると思った。

 

 

同時に、本当に危険というのもあるよとも、教えて頂いた。

 

 

それは、きっと、その危険に近づける(あえて近づけると書いてるけれど)人は限られてるのも知っていて、近づけるだろうと思って貰えてるからだとも思った。

 

 

『確かに意味はあった。けど、これほどまでに辛くならなくても良かったとも思う。同じ道は辿らず、できれば君はもっと上手くやれるならやってほしい。オススメはできない。でもとても面白いよ。』

 

 

そうは、一言も言わなかったけど、たぶんそう言われてると思った。

 

 

 

帰り際

 

 

きた道を帰るわけだけど

 

 

視界が少し、狭まって見えた。

 

 

もう少し具体的には

 

視界は開けて、ピントが合い、他が滲んで見えた。

 

 

 

覚悟を決めろって

 

 

 

覚悟を決めた人は

 

 

簡単には言わないんだなと

 

 

深く頷きながら、久しぶりにイヤホンをせずに帰った。

 

 

 

「宿る物があったはずなんだよね。」

 

 

 

俺にはそう聴こえる台詞がたくさんあり

 

 

 

 

何か一つでも盗みたい。自分の物にしたい。

 

 

 

 

それと同時に、簡単には盗ませてくれない。奥深さというのも、答え合わせができた。

 

 

 

 

 

唐揚げ、ご馳走様でした。

 

 

記憶にの残る味がまた一つ、増えた気がきます。

 

 

リョウマサヒロ

【練習記録】師匠

令和五年一月三十日

 

この日は師匠 a.k.a リズム塾

 

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今のままでも別に良いのだけれど、俺が良くない。だから疑問をぶつけて、全力解答を頂く。

 

一見強面、自覚もある2人だけど

 

こんな感じでよく笑う。

 

僕より常に先を歩く師匠、パートがベースで本当に良かったと思う。

 

僕より常に先を歩く師匠

 

いつもありがとうございます。

 

 

 

『モニュメント』

令和4年12月11日

 

音源を出して、それと共に日本国内の色々な所で遠征ライブを経験させてくれて、自分の数年を費やせたバンドがこの日、あろう事か自分達のためにやったワンマンライブをたくさんの人に見てもらうというワガママまで体験させてくれた。

 

 

この日から遡って約7年前の2015年の夏頃

 

元々やってた自分のバンドがあまり音楽活動をできなくなり、自分も身体を盛大に壊してしまって内臓は炎症だらけ、おまけに杖をついて歩いてたあの暗黒時代を過ぎて、自分の足で立って歩けるようになった頃だ。ちょうどリハビリを始めて6ヶ月と言う頃だった。もう今までみたいに音楽ができないかもと医者に言われ、それに抗うように生きていた頃があった。身体は次第にゆっくりゆっくりよくなるにつれて、音楽からはどんどん遠くなる生活。音楽ができない事に怒りと情けなさを全身に走らせて、腐りに腐ってた自分。

 

 

 

やっと言うことを聞くような身体を押して、以前のように新宿アンチノックに友達のライブを見に行っていた。自分の状況は、少なくとも当時そこで勤務してたスタッフや、出入りしてた音楽仲間は知ってたから、またドラム叩けるよって励ましの言葉を貰っていた気がする。

 

 

またドラム叩けるよなんて、満足に叩けてるやつには決して発しないセリフ。当時の俺は有り難みを感じつつも、可哀想なやつ扱いされてるのが本当に嫌だった。

 

改装する前のあのアンチノックの低いカウンターで、腐りながらコーラを飲んでた時だ。

 

おつかれさまぁー!!!!

 

と、いつものように握力マックスで挨拶の握手をして来たロン毛。

 

内心、痛ってえな、この人なんでいつもこんな力入れんだよ

 

と思いながら「お疲れ様っす。」と返したのを今でも覚えている。

 

それがシノブモトーリだ。シノブさんも御多分に洩れず、心配して声かけてきてくれたんだろうって思った。でもそしたら違った。

 

「身体どう?バンドのみんなは元気?バンド活動できてるの?え?できてないの?じゃあうちで叩く?いやー前から良いと思ってたんだ。」

 

実際はもっと丁寧で言葉も綺麗だし、慎重にものを話す人だ。だからこんな言い方はたぶんしてないと思うけど、予想してなかった話題に俺の頭の中ではこう聴こえてた。

 

コレが俺が救われた日の事。

 

 

 

その後、間も無くして音源をもらって、聴き込んで、スタジオワークの日取りをLINEでやり取りした。実家の、母親が丁寧に手入れしたベランダでよく1stEPを聴いてたのを覚えてる。

 

始めてのスタジオは下北沢だった。

スタジオの後にカラオケに行ったのを覚えてる。

 

 

 

その年の9月、ライブをした。

 

少なく見積もっても、俺の中ではそれ相応のキャリアがある人で、自分がサポートする前から良いライブをしてたから、お客さんの期待に応えられるかを考えていた。万全の身体ならまだしも、ドラムに関して言えばリハビリ半ば。前みたいにドカスカ叩けない。

 

ライブ自体はあんまり覚えてないけど好評だったような気がする。

 

 

そこから俺は、東京に引っ越した。当然のごとく身体を壊したから働けず既に退職して、リハビリばっかりやってた無職なのに、東京に引っ越した。今思えばアホだと思う。

 

 

でもそれからだ。様々なバンドさん/アーティスト様からサポートして欲しいと言う話が来始めた。

 

もちろん、その頃からサポートして今でも続いてるのは1割程度。みんな辞めたり、他の正規メンバーが見つかったり、そもそも当時俺が相当下手くそだったから話が続かなかったのか、俺の性格が良くなかったのか、真相は分からないけど、とにかく色々やって色々失敗した。

 

その間もSMGはライブをやり続けた。

 

 

そんな中で俺の中で一つの気持ちが芽生えた。

 

この人の歌の横でドラムを叩くべきなのはどう考えても俺だけだ。他の人じゃない。

 

 

だから、俺はSMGに加入すると言った。

その時聴いた話じゃ、シノブさんが40歳になったらバンドを解散すると言う話もした。

 

からしたら寝耳に水だ。加入するって言ってるのに解散する話をされた。当時の俺はフザケンナって心中穏やかではなかった。だからだろうか、お互いの身の上話をする為に井の頭公園に夜な夜な出向いて話した。

 

話してみてよく分かった。納得した上で改めてやりたいと思った。

 

 

皆に加入を告げたのは2018年7月26日

 

 

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コレは俺の勲章。

 

 

この日、十二月二十三日と言うバンドが活動休止ライブだった。

 

 

そこから、色々あった。2人で怒鳴り合ってケンカした事がある。俺はそれが嬉しかった。

 

俺らが俺らのために俺らなりにやるべき事でなくやりたい事をやれたら気がする。今振り返っても相当ワガママに自由気ままに音楽をやれた。

 

 

後にも先にもこんなバンドは二度とない。

 

 

そもそも、Groupって言ってるのにメンバーは2人、曲のBPMなんてライブで一度も守った事はない。毎年ライブのBPMは遅くなり粘り強く粘り強く演奏した。

 

 

SMGの曲はいつか止まる』

 

曲が遅すぎて、お客さんの口から出た台詞。愛があるなと思った。

 

 

それで良かった。

 

 

やりたくない事はライブでやらない。コレに限る。

 

やりたいことをやるより、やりたくないことを削ぎ落とすことの方がよっぽど難しい。

 

 

 

俺は当初、コーラスをするのが大嫌いだった。

 

 

うまく出来なかったからだ。でも音源では違う。あった方が良い。

 

 

2018〜2019年 紫雲英蒔くepリリースツアーをした。色々なライブハウスに友達が出来た気がする。

 

2020年、間-AWAIE-という曲をMVでリリースした。

 

そして3年ぶりに

 

2023年1月14日

Shinobu Motoori  Group

最後の作品

『モニュメント』

配信開始した。

 

1.流血のフロンティア

2.Ritual

3.ねぎらいのサイレン

4.おまけ

 

 

 

 

ライブ活動が終了した俺たちにとっては

サブスクリプション限定という形でしかリリースできない。

 

http://linkco.re/dabhsHx9

 

 

 

ねぎらいのサイレンは、1stEP.に素晴らしい音源が残っているけど、最後の最後に、俺たち2人の音源が欲しかった。俺が、欲しかった。

 

 

 

 

大切な事だからもう一度。

 

 

後にも先にもこんなライブをやるバンドは二度と出てこない。

 

 

 

 

 

今回の音源はその一部の記録として、誰よりも俺が1番ワクワクしてる。

 

 

 

 

良かったら皆さんも是非、たくさん聴いて下さい。

 

7年と6ヶ月

 

皆さん本当にお世話になりました。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

Shinobu Motoori Group

リョウマサヒロ

 

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謹賀新年【挨拶】

あけましておめでとうございます

 

2023年のリョウマサヒロもよろしくお願いします。

 

去年1年間を振り返りつつ、今年の事を漠然と考えると

 

 

去年を振り返る時、"僕は自分を褒めてやりたい"と言えるような1年間になったなと感じています。

 

これは、何かを達成したとか、すごい事をやったとかと言うタイプのそれではなく、どちらかと言えばよくもまあ自分の体に無意識に刻まれてる信念めいたものに背かずにやり通せたなというのタイプのそれです。

 

 

安い言い方をすれば去年よりさらに人間的な成長を自己認識してると言う事です。

 

 

それは去年1年間を総括した結果まとめるとこう言う事、と言う内容です。

 

仕事の方は以前書いた通りで、それをやりつつ音楽でも自分にとっては予定していたよりも多くの作品に関われました。

 

レコーディングや作曲に関わった物を今、振り返りながら聴きながらこれを書いているけれど

 

17曲くらいかな、まだリリースされてないけど関わる事ができて、この先、順次それが発表されていくんだなと思うと、今年が楽しみでしかありません。

 

と言ってもこの数字自体には全く意味がなく、どちらかと言えば真っ向から向き合う時間をとれた事自体恵まれたと思います。

 

 

経験値として換算するともっと多くの作品制作に携わる事ができたので、本当にありがたい話です。

 

 

それと同時にまあまあな感じでこれが裂ける時間のリソースの限界かなってくらいの生活スタイルでした。これ以上は去年の感じだと無理だったなと思ったりもします。

 

 

数をこなしゃ良いと言うわけでは無い一方で、数をこなさないと見えてこないし得られないものがある普遍性。この1年はそれらひとつ一つに自分でも言い切れるくらい打ち込めたのは、やりきったなというこの一年の読後感に繋がっています。

 

 

リリース、個人としてもバンドとしても、どのベクトルでも楽しみにしていてほしいです。

 

 

それと同時に今年は友人に誘ってもらってポッドキャストという事にも挑戦する事ができました。

 

 

薬剤師という職業の方や、会社の役員という方面でも挑戦するタイミングが幸いな事に多く舞い込んで来たなと記憶しています。

 

 

 

 

総括して本当にいい1年間でした。

 

 

 

また、いろいろな意味で別れと出会いがあり、さまざまな意味で終わった事もあります。

 

 

そこでは終わらせ方の大切さを痛感しましたね。

 

はらわた煮え繰り返る事も沢山あったし

 

他人に流されそうになる自分とも対面した

 

肝を冷やした出来事も沢山あった

 

それらを経験し乗り越えてなお思う事は

 

 

必死に生きる事ができた実感を握りしめて年明けを迎える事ができました。

 

 

それに、自分がキツかった時にそばに居てくれた人にも感謝を伝えたい。

 

 

それと同時にキツい時にそばにいる事が出来た経験にも、感謝したい。

 

 

 

 

そして今年は

 

 

どんな一年にしたいだろうか

 

 

やっている事のブラッシュアップもそうだけど

 

 

やった事がない事にも挑戦してみたいですね。

 

音楽でも薬剤師でも

自分の表現の幅を増やしたいと言う欲求が常にあり

 

それを挑戦やトライ、実行することで得る機会を増やしたい。

 

 

練習や勉強で得れるものをという話でなく、既に得たそれを、実践して研修して体得に繋げて行きたいという事。

 

それから

 

 

引き続き、他人の価値観に踊らされる事のないよう心がけ

 

 

自分の生きたいように生きようと思います。

 

 

去年1年間は初めて挑戦する内容というのが非常に多かったので

 

 

今年は経験して得た事をさらに実践でブラッシュアップする機会も獲得していきたいですね。

 

反復、と言い換えても、良いかも。

 

 

他人に自分の人生の何かを決めさせるというのは俺的俺による俺の為だけのルールブックによれば、超愚行。コレだけは自分には少なくとも、犯さぬように生きる。これも一つには大切かもしれません。

 

 

 

今年の抱負という漠然としたものは、意外と思い浮かばないけれど、その代わりに具体的にやりたい事が沢山見えている。

 

 

 

何においてもそうだけど

 

見えたらあとはそれに向かって動くだけだよね?ってかそれしか人生でやる必要性を感じる事なんてないよね?それやらなかったら嘘だよね?

 

 

という話をついさっき、年明けのタイミングに年が明けた事にも気付かずに友人と熱心に話していました。

 

 

いい年の締めくくりと共に新年のスタートを切れた事に感謝しつつ

 

 

 

正月をまずはゆっくり過ごす事に充てようと思います。

 

 

 

リョウマサヒロ

 

 

 

 

 

 

 

 

夜会

今日は、音楽仲間であり、良き友人であり、尊敬する先輩である人と夜会でした。

 

遊びにいく、というよりも、夜会に行く、というのにワクワク感を覚えるのだけれど、この表現、伝わりますかね。

 

とにかくそういう意味で、今日も夜会でした。

 

会う時は、毎回前回の夜会から何かしら話題が広がっているのがすごく嬉しいです。

 

ドラマー同士なのにドラムの話をあまりしないのは、その人そのものに興味があり、その人の歴史にも興味があるからだなあなんて思いながら書いてます。なんと表現すれば良いかはあまり分からず、とにかく、楽しいなあ、と思いながら話に夢中になれるのが心地よい時間です。

 

あっという間に時間が過ぎていく時間軸はゲームをしてる時のそれよりも遥かに潤沢で、今後も続けていけたら良いなと思います。

 

 

 

 

 

話題が尽きないというのは、話したい事があるということもあるけれど、どんどん興味が湧いてくる心の表れだと思います。

 

 

そういうふうに思える時間というのは、今となってはとても珍しい。

 

 

これは人にうまく伝わるかわかりませんが、下手くそなりに敬語を使いながら、それでもなんの苦なく時間が過ぎていくのは

 

 

結構、僕にとっては珍しい事です。

 

 

 

僕がこの夜会が楽しみなのは、お互いの歴史を少しずつ知った上で弾む会話がそこに確かに存在するからです。

 

 

そして、相手の根本的な考え方に触れた時に、嫌だなと思う部分がかなり少ないというのもあります。

 

 

これはシンプルに人と人の相性の話ですが、同時に共通点も多く感じるからでもあります。

 

 

共通点というのは、個人的には、全く違うように思えるから見付けたくなるもので、

 

 

ぱっと見で似てるものにはわざわざ共通点を見つけようという気にはなりません。

 

 

あくまでも僕はですが、僕とは違う人に惹かれる傾向があり

 

 

違うと思っていた人に共通点を見つけられるととても嬉しい。

 

 

そして同時に、その人がなぜそうなのかという背景や歴史に触れられた時、さらに興味が湧きます。

 

 

そのような夜会が、今日確かにあったんですよ。

 

 

 

前に僕が友人とやっている無責任ロジカルームというポッドキャストでも話した事がありますが

 

 

 

僕はライブの前夜は好きな事を好きなだけやって過ごす

 

 

というのがバイオリズムに刻まれていて

 

 

 

明日、ライブなのですが

 

 

 

良い演奏が出来そうです。

 

 

 

 

リョウマサヒロ

 

1年、ちゃんと生きると長えなあ

ちょっと早いんだけど、一年を一旦振り返るのはこのタイミングでしか出来ないと踏んだ。

 

 

まず一つ、今年末で一つ、バンドが終わる。

 

そんな俺のバンドShinobu Motoori Groupは、解散と同時に新譜をサブスクリプション限定で配信する。

 

どこまでも往生際が悪く、どこまでも段取りが悪い俺たちの最後の足掻き。

 

バンド史上最高傑作が出来たことに間違いはない。期待しててくれたらとても喜ぶし、聴いてもらえたらもっと喜びます。そんな新曲を含んだ、全4曲、配信予定です。

 

 

 

 

改めて、本当にありがとうございました。

 

是非ともご視聴のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

そして、私事なのですが

(ここからは敬語がなくなります。)

 

 

実家で長年共に暮らした愛猫が、そこそこの寿命を真っ当し、いよいよ感を漂わせ始めていってるのを実感してる。

 

今は東京へ俺が出てきてしまってるので、その老いを間近で感じられずに時間差で実感してるこの状況が、だんだんと不安になってくる感覚、そのくらいの話。

 

 

そして、世界で最も尊敬するアーティストである画家、鄭瓊娟こと、祖母

 

も、また、ちょっといよいよだと言うのを本人がしきりに伝えて来たのも同月の話。

 

まわりのクルーみたいな人からも英語でかなりのレベルで体調が優れない旨を報告してくるあたり、俺も一応、期限の切れたパスポートの再発行の手配をし始めるくらいの、感覚の話。

 

でも予想だと、まだ絶命まで遠い。これは医療従事者としての勘。

 

 

 

 

そして、仕事でも大激動が起こり、来年からは今の職も地位も返上してまた修行する事になりそう。これは、自分で選んだ結果。学び多く、チャレンジとも言えたこの2年弱は、お世辞にも手放しでいい時間だったとは言えない。むしろ普通に考えたら苦痛の苦行でしかなかった。なかったはずが、意外と楽しくやれた部分も…

 

いや、そんなわけないな。めちゃくちゃキツかったな。それをハッキリと言い切るくらいにはやった。最後の方は結構しんどさしか残ってなかったなと振り返る。たぶん、これは俺自身にしか分からない感覚だろう。職場の誰とも共有したくない、個人的な感覚。

 

 

しかし、そんなのはやったことをない事をやるなら当たり前の話だろうと思ったのと、挑まなければ得られなかった経験があまりに多く、この結果には納得している。やって良かった。本当に。

 

 

 

閑話休題

 

 

 

何にせよ、全てのことにおいて

 

自分に嘘をつかず行動した結果、課題や改善点が多く見つかったのは非常に良かった。猫の事や祖母の事は直接俺の事ではないけれど、そう言うタイミングで色々な波が押し寄せてくるものだと言う事を身をもって教えてくれてるのだと思う。愛だよ愛、これは愛。

 

 

俺の中で最も不味いのは、流されて適当になにかをやって、何にもならない使えない経験だけ積み上がっていく事。そんなのはガキの頃音楽活動で散々学んだ。散々やった。もうやらない。

 

 

 

12月に入り、俺の周りや俺自身の色々な事が収束していっている。

 

 

 

 

 

タイミングなんだなあと、俯瞰しつつ、渦中にいる自分自身は、今は本当に久しぶりにゆっくり過ごしている。

 

 

今一度、全ての事を、何のためにやるのかを考える。

 

 

今一度、何の為に生きてるのかを考える。

 

 

自分の価値とは一体何なのか

 

 

自分のスキルは一体何に役立てる事ができるのか

 

 

俺がやりたい事とは何か

 

 

 

そこから導き出される答えは

 

 

 

選択肢はまだまだ手に余るほど多そうだと言う事。

 

 

とりあえず分かったのは

 

 

ちょっと体に無茶させすぎたという事。

 

 

一旦インターバルを挟むのも、必要かもしれない。

 

 

 

SMG【ワンマンライブ「解散」】御礼

※写真勝手に拝借してます

 

皆さんおはようございます、こんにちは、こんばんは。

SMGドラムス リョウマサヒロです。

 

 

ワンマンライブ「解散」ご来場ありがとうございました

 

 

 

 

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言いたい事や伝えたい事は、案の定言葉を使ってもうまく伝えられない。

 

演奏で伝わってくれる事は常々願っているけど、そんなもんは丸投げのうえで受け取りて次第なのも良くわかっている。コチラにできるのは丸投げの仕方まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真、嬉しかった。

 

ライブは終わったけど、

 

まだ活動は、年末まで続きます。

 

 

 

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ワンマンライブに力を貸してくれた俺の愛機。

紅丸"リョウマサヒロSP"

 

 

やっと乗りこなせるようになって来た。

 

 

 

 

スネアは事故からのオーダーメイドで復活を果たした幻の深さ5.9インチのスネアと、24インチの浅胴バスドラムからなる

 

カノウプス"刃シリーズ"のワインレッド。

 

 

 

 

 


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表の顔はこんな感じ。

 

 

 

ちなみに、ほとんど全ての機材が、高井戸駅からすぐの所にある

 

カスタムショップカノウプスさんで購入させていただいてます。

 

ライドシンバルは21インチ

 


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俺たち。

 


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君たち。


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アンコール。

 

 


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人生で初めて撮った、バンドマンがよくやってるコレ。

 

コレから話すのは、ライブでは伝える気のなかった、自己処理の為のアレコレ。

 

 

 

 

4年前、紫雲英蒔くepリリースツアーをこの場所から始めた。

 

しかし、だからってわけじゃなくて、身の丈にあったことをしたいと思った時、1番やり慣れたこの場所でやる以外の選択肢が無かった。

 

 

 

結果、それが心底良かったと思ってます。

 

 

 

 

 

 

 

アンコール、多分俺らの夢が一つ叶ったと思う。

 

 

マジでくだらない事で横槍を刺されまくるものが人生だとして、

 

それとは全く関係なくなる、全俺の為にやるライブ

 

SMGのためにやるライブ。

 

それがワンマンライブなのかと、思わされた。

 

 

 

 

やってわかった事はたくさんあるんだけど、まだ言語化出来てない。

 

 

 

 

話せるのは今はこの程度かも。

 

 

 

 

 

 

「やってくれて良かった」

の声を先に想定して、

「解散するんだからやった方がいい」

 

と決めてやってたら確実にずっこけてたと思った。

 

 

 

 

 

 

「お客さんの為」とか、1ミリも説得力に寄与しない。そんな他人に責任転嫁するような気持ちを動機にしたらまるで良いものにならなかったと思う。

 

 

 

 

 

 

「もう俺たちには後がない。だからやりたいよ。やろうよ。つーか俺ワンマンやったことないし。」

 

そんな感じで、しのぶさんに言った。

 

それがツーマンでもスリーマンでもなくワンマンがやりたかった、俺サイドの理由。

 

 

 

 

 

久しぶりにライブハウスで何して出番まで待ってれば良いか分からなくなった

 

 

 

 

 

 

久しぶりに手が震えた

 

 

 

 

久しぶりに足が震えた

 

 

 

 

 

久しぶりにアンコールを自分の為だけにやった

 

 

 

 

 

お客さんの気持ち vs 俺たちの演奏

 

 

 

 

貰ったアディショナルタイム

 

 

 

 

やっと入れられた1点のゴール

 

 

 

 

 

そんな感じの演奏だったなと俺は思っている。

 

 

 

 

 

こっちもそれなりにやってきたつもりだけど

 

 

 

 

 

 

貴方達の気持ちが強すぎて

 

 

 

 

接戦だったよね

 

 

 

 

 

1つ大誤算だったのは

 

 

 

 

来てくれた人と言葉を交わす時間がまるで取れなかった事

 

 

 

 

 

 

挨拶出来なかった方達、本当に申し訳ない。

 

 

 

 

 

マジでそこは俺も悔しい

 

 

 

 

 

 

なので、各々出来る限り、なんか言いたい事あったら、リプライでも、DMでも、LINEでも何でもいい。

 

 

 

 

書き殴って下さい。

 

 

 

ふざけんじゃねえよ辞めてんじゃねえとかでも良いよ。色々あるでしょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな、気持ちです。

 

 

 

 

 

今まで本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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photo by esolaのマタ兄  (上2枚)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Shinobu Motoori Group

Drums リョウマサヒロ