ドラッグ&ロックン・ロール

音楽活動報告、よく思考のまとめを行います

iPhoneの謎設定を解明【iPhone・音ズレ】

動画編集してて割と疑問だった事の一つ。

 

iPhoneで撮影した動画を元に、叩いてみた動画をつくったり、音声別撮りで後から合わせたり、原曲を動画にあてがうと

 

死ぬほどズレていく。

 

始めは自分がずれてんだと思っていましたが、

 

んなわけあるかよってレベルでズレてったのでマジでなっとくいかなかった。

 

最終的に1拍(1拍はいいすぎた、音符ひとつ分)くらいズレてんのは、これはミュージシャンとしてはありえない。

 

でも音を合わせたらやっぱりずれてる。何かおかしい。

 

しかし。

 

原因が解明しました。(だいぶ前に教えて頂いた内容です。)

 

 

 

この内容、Google検索だと

 

iPhone 音ズレ」

 

で調べても

 

調べても一向に出てこないんですね。

 

検索に引っ掛けるには、専門用語を入力しないと出てこないし、なんならiPhone独特の言い回しの設定で、ヒットするのは奇跡。

 

そんな内容で苦労したのでブログにしました。

 

 

結論を先に言うと、iPhoneは出荷デフォルト時には

 

『実際録画した長さより微妙に長さが変わる設定がデフォルト』

 

 

 

その解消法がコチラ

 

 

『設定→カメラ→フォーマット』

 

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(この画像の状態が正解)

 

 

デフォルトではコレが上のやつになってます。

下のやつにすると、その現象が解消されます。

 

↓少し詳しく書くとこう↓

 

結論から先に書くと、iPhoneで撮った動画を何かしら動画編集するなら、

 

互換性優先を選べば間違いありません。

(バージョンにより相互性優先と表記)

 

 

 

 

iPhoneiPad)では、高効率と互換性優先の2種類からフォーマットを選ぶことができます。

 

高効率は、HEIFやHEVCと呼ばれるデータ量を高効率で圧縮できるフォーマットで保存されます。しかし、このファイル形式はiPhone以外、PCや他スマホでの視聴ができない場合があります。

 

また、この高効率というのは

 

「可変フレームレートで撮影している」状態をさします。

 

これはフレームレート(ざっくり、動画の再生速度みたいなもの、というか撮影対象物のコマ送りの仕方に関係する)が撮影された動画内で一定ではないという事です。

 

これは動きの少ないシーンでフレームレートを省エネする傾向があります。

 

もっと詳しくいうと、動画というのは、超高速連続写真を順番に並べてる、いわゆるパラパラ漫画と同じ方法で動きを映像として再現しています。

 

いわゆるヌルヌル動く動画というのは、その連続写真のシャッターの速さが異常に早くて、めちゃくちゃ細かく刻んだ、みたいなイメージを持ってください。

 

なので早い動きの物の撮影も、シャッタースピードがめっちゃ早ければ、その写真のパラパラ漫画でくっきり動いて見せれるわけです。

 

一方で、フレームレートが可変というのは、

 

そんなに早いシャッタースピードじゃなくていい所は自動でスピードを落とすという事です。

 

つまり、動画内のその一コマ一コマの写真にあまり変化がない部分は、かってに認識してフレームレートを落としてしまいます。その仮定で、微妙に実際の時間軸より動画内では早く動いてしまったり、遅くなったり、するわけです。

 

その圧縮率はそもそもの撮る時のキレイさや滑らかさ(解像度やfps)にもよって変わってきます。

 

つまり

 

iPhoneでの撮影後、撮影したデータをすぐにwindowsのPCで視聴する・撮影した動画の編集をする・音声を別で録音してあとで合成する・叩いてみた動画など映像にさらにシビアにタイミングを合わせて音声を当てる事

 

などを考えているようでしたら、互換性優先を選択してください。

 

この互換性優先というのは

先程の話でいえば

 

『固定フレームレートで撮影』してるモードです。

 

つまり、これが実際の音声と映像にズレが出にくいベストな状態です。

 

また

 

互換性優先(相互性優先)では、動画はMP4という汎用性の高いファイルフォーマットで収録されるため、基本的にどのPC、どのスマホでも変換をせずにすぐに視聴が可能という特徴があります。


唯一のデメリットは4K60fpsは非対応(らしい)という事くらい。

ただ、個人的にはコレはファイル容量がデカすぎるのであまり使わないです。

 


もし使うとしても、このクオリティを求めるならばフルサイズのカメラを使用することがてっとり早いので、iPhoneで撮影することはほぼないです。

 


迷わず相互性優先を設定してください。

 

 

ちなみに、僕がお伝えできるのはここまでなんですが、

 

どうやら

 

やっべ!間違って高効率で撮影しゃったよ!って場合も、

 

可変フレームレートを固定フレームレートに直したり、可変フレームレート対応の動画編集アプリもあるらしいです。僕はそれは使わないので、もっと詳しく人に聞くか、必要なら調べてくださいね。

 

 

リョウマサヒロ

 

 

 

#一蓮托生

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(※こちらは終了したイベントの日記です)

 

改めまして、計6日間のイベント、お疲れ様でした。LANPAZIE柴田さん、お疲れ様です。

大塚MEETS長谷部店長は運営兼DOSTRIKEでの出演お疲れ様です。そして、PA八木さん、全日程本気にありがとうございました。


僕は初日、REPEATERとLANPAZIEで。最終日にはLANPAZIEとShinobu Motoori Groupで参加し、5日目をギリギリ見にいけました。

 

その中で唯一思った事は、みんなコロナ禍で仕上げて来たな。って事でした。皆、自信と確信があるから一切キャンセルが出なかった。流石でした。

 

このイベントに向けてのトークイベントで一蓮托生が発足した当初の事を聞き、また過去のイベントに参加して見てきた事、そして去年やるはずだった1週間ぶっ通しの企画が期限未定の延期になった事、そして今回完走しきった事。

 

知らず知らずのうちに刷り込まれていた、「今年もやってきた」感が去年なかった事の意味。

 

顔を合わせていない間に何をやって来たかがわかってしまうステージ。

 

深く話せばきっと各々、生活で変わった事や周りに起きた事はあると思う。

 

けれども何食わぬ顔して皆、いつも以上にいつも通りにライブを行う重心低めな姿勢。

 

うわついた人が周りに見当たらない、皆の目がこう語る。演者、お客さん、スタッフ、そんなの関係なく

 

『俺は、私は、ここに居ていい。』

 

そんな場を作り上げて頂いたのだと思うと同時に、僕はただその日そこに来ただけの人。

 

配信をやらなかった選択肢、本当に嬉しかった。

 

便利な世の中になったからこそ改めて見えて来た、普遍的な価値"来たら見れる"という条件付きのナマモノ。

 

演者からしたらある種の通過点かもしれないし、禊ぎだった人もいたかもしれず、目標地点だった人もいたかもしれないし、初めての経験をした人もいるかもしれないし、日常だった人も居たかもしれない。

 

 

来て早々、

「やっぱ酒飲みたいよな」

 

が聴こえてくるフロアでは、イベントが終わる頃には皆満足して帰っている様に見えた。

 

 

 

かく言う僕にとってはというと、あんまり分かってない。分かってないけど分からないわけじゃない。

 

答え合わせが出来た。

 

初めての経験でもなく、通過点でもなく、目標でもない。カッコ悪い言い方をすれば、

 

 

「また来たよこのイベント疲れるんだよな。」

 

が先に来る。

 

そしてやり終えたら

 

「終わっちゃったなぁ…」

 

がやっぱり来る。

 

案の定、終わった翌日は清々しい気持ちで目覚め、3歩ほど歩いて全身が痛い事に気付いた。

 

きっとこの身体の痛みが消えてる頃には、またやりたいなぁって思ってるんだろうな。

 

リョウマサヒロ

ドラムで仕事させて頂いた

ライブハウスがコンピレーションアルバムを出すというのは、ここ最近はまあまあな感じで珍しいか、もしくはコロナ禍に一時的に流行ったかもしれません。

 

僕がライブハウスにで始めた頃は、各地のライブハウスの入り口とか、バーカウンターの横とか、怖いお兄さんがたむろする受付横とかに、ライブハウスのこしらえたコンピレーションアルバムがよくあったもんです。最近見なくなりましたね。

 

 

時代を経て今、こんな形でリリースされました。

 

 

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MEETS WORKS

 

https://meetsworks.bandcamp.com/releases

 

 

このアルバムは全六曲収録された、コロナ禍で大塚MEETSと関わりの深いバンド達が、なんらかの形でこのMEETSと手を取りレコーディングやMV撮影をしてリリースした作品の、

 

音源のコンピレーション。

 

これの馴れ初めとか諸々の話は一旦置いておきます。

 

僕はこのコンピレーションの、3曲目

 

REPEATER - AURORA/old man

 

という楽曲でドラムを叩かせて頂きました。

 

僕は日本で活躍するプロドラマーの方々と比べ、とてもじゃないけどそれだけで食えてる人じゃあないです。

 

(海外のドラマーの現状の事はもっと知らない。)

 

けれども、しっかりと仕事として、請け負い、責任を持って楽曲に取り組ませて頂きました。

 

 

元々ポンコツだった僕が、コロナ禍で、それも音楽で仕事を貰えた、これは僕にとってはめちゃくちゃ嬉しい事です。

 

だからその気持ちを全て、「取り組む」という形で還元しました。

 

今だから話せるけど、この仕事にかけた時間と労力は、僕個人ができる最大限のものをかけました。

 

だから当時の僕からしたら、これ以上は出てこない。なので、聴いた上での僕のドラムに対するバッシングなら、甘んじて受け入れます。

 

でも、僕自身は自信を持ってオススメします。

 

それは、僕のドラムではなく、楽曲が素晴らしいからです。

 

むしろ、

 

「楽曲は良いのに、ドラムがなぁ…」

 

なんて事を言われるのが怖いのでやったと言ってもおかしくないかもしれません。

 

僕はドラムに関して、まだまだ一流じゃあないです。一流がサラッとやってしまうであろう事を、僕は何時間も何十時間もスタジオに篭って繰り返し練習しないと、出来ません。

 

でもそれをやれば、僕にもコレくらいできました。

 

人によっては、普段それだけやってるのにお前そんな下手かよってバカにするかもしれないね。プロからみたらそんなもんかもしれないです。

 

でも、それをする前にまずじっくりと聴いてほしい。

 

 

 

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この写真の3番が僕が叩いた楽曲。

 

 

ちなみに

 

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ここの「デジタルアルバムを購入」

 

という所から買えるので、気に入っていただけたなら是非買って欲しいです。

 

自分が死力を尽くして取り組んだ仕事が、誰かの手元に届いてくれたら、それは本当に嬉しい事だと思う。

 

 

 

一流はサラッとやる事を、僕は何時間もかかってしまう。けれども、何時間もかけたからこそ、人の手に渡った時の喜びは、計り知れない。

 

買ったら教えてね。

 

 

僕は、このコロナ禍で様々なミュージシャンが仕事を失っていったのを色々と知りました。

 

そんな中でこの仕事を下さった

 

REPEATER 橋本慎太郎さん

 

そして、一緒に取り組んでくれたメンバー

 

本当にありがとうございました。

 

リョウマサヒロ

 

MEETS WORKS

コンピレーション第一弾

https://meetsworks.bandcamp.com/releases

 

そしてそんなREPEATER 

 

5/2(日)にライブがあるのです。

 

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今年の本格的なライブ活動【4/26更新】

さん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

 

【更新】

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リョウマサヒロです。

 

(本ブログは4/2に投稿、その後新しい情報がはいるにつれ少しずつ更新されたものです。)

 

 

早速ですかライブ告知です

 

 

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ついにきましたね。

 

去年コロナでぶっ飛びましたイベントが、1年越しに復活となります。

 

そして、3度目の緊急事態宣言でどうなるかと思いましたが、ガイドライン遵守での開催となったようです。

 

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あっという間の1年でしたか?

皆さんにとってはどうだったでしょうか。

僕個人としては思う所はたくさんある一年でした。

 

まだまだコロナ禍で見通しの立たない世の中で、こういった期待値の高いイベントに向けてこれから尽力出来るという事。まずは大塚ミーツさんと、首謀者であるLANPAZIEの柴田隆二さんに感謝いたします。

 

それから、今回のガイドライン等々、開催にあたってご質問のある方いるとは思いますが、

 

申し訳ありません。今回ばかりは個人的な解釈で僕から何か説明することはできかねますので、何卒ご了承ください。

 

イベントをやるにしても、今は世の中の動向に少なからず左右されるエンターテイメント業界、こちらのイベントも例外ではありません。

 

慎重にスケジュールを組んで、かつたくさん頭を悩ませて下さっての今と聞いています。

 

公式から新しい情報が決まり次第、僕が参加する日程についてはこちらのブログで皆様に随時共有致します。

 

僕は、

 

5/2(日)

LANPAZIE、REPEATER

 

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5/8(土)

Shinobu Motoori Group、LANPAZIE

 

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ドラムを叩かせて頂きます。

 

去年行われるはずだったイベントとは少々形は変わりました。その節は、楽しみにしてくださっていた皆さんには悲しい思いをさせてしまいました。そしてお待たせしました。

 

まずもって、去年やるはずだった時期にはLANPAZIEのサポートを、僕はしていませんでした。

 

そしてその他にも色々と形は変わったと思います。色々なことがありましたね。

 

 

 

コロナを経て様々なことが変わった。その答え合わせがやっとできる。

 

首謀者在籍のバンドであるLANPAZIEは初日と最終日の2回出演します。

 

REPEATERは初日、Shinobu Motoori Groupは最終日

 

 

 

その他にも各日にち、強豪ぞろいですよね。

 

今から楽しみです。

 

それから僕は当日は両日とも2ステージなので、大変申し訳ない事に、きっと死んでる(体力的と思います。先に謝ります。あとは頼んだ。

 

 

さて、もうフライヤーでお気付きでしょうけれど

 

一番下にこう書かれてますね。

 

「share the same fate again」

 

直訳すると、同じ運命を再び共有する

 

 

となりますが

 

 

 

 

 

 

その答え合わせを現場でしましょう。

 

 

 

 

 

と、その前にまずは体調管理からですね。去年のあの日から1年間で、体調変化にたいそうシビアな世界が出来上がりましたね。

 

皆さんの無事と当日会える事を願いながら今日のブログをおしまいとさせて頂きます。

 

 

おまけ

 

僕が叩いてる各バンドへチケット予約ができるよう、こちらを載せておきます。

 

↓各バンドチケット予約フォームまとめ↓

https://ryomasahiro.hatenablog.com/entry/2020/12/08/%E3%80%90%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89%E5%88%A5%E3%83%81%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E4%BA%88%E7%B4%84%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81%E3%80%91

3月が終わる前に振り返る

おはよう、こんにちは、こんばんは。

 

3月がもう終わる。

2月からこちら、だいぶ仕事と音楽と私生活のバランスが取れずに挫けそうになっていた。

 

周りで何が起きてるかを追う余裕が持てない自分に腹を立ててすらいたり、かと言って不満を撒き散らす時間すら与えられないそんな怒涛の生活。

 

不眠、胃が荒れ、吐き、腹痛にうなされ、頭痛が頻回に襲う

 

その多くは仕事だ。責任者というのは本当にクソがつくほど面倒くさい。しかも前任がまるで、仕事をしてなかった分のツケが俺に回ってきてる。そんな事に病んで仕事だけの人間になんてなってたまるか。その怒りが原動力となった3月だった。

 

奇しくもずっと人生を一回折り返したみたいなイージーモードな生活を送っていたせいか、世間様では当たり前の週に5日間仕事に時間を使うという事がまるで人並みにできない。

 

週に5日間、月換算で20日間。世間様では当たり前に送っている生活習慣らしいけれど、僕には上手くできない。というかやるつもりがない。結果としてはやったんだけれど。

 

無理矢理体を叩き起こし職場に行き、一仕事終えてから家に帰ってパソコンを起動し、電子ドラムを立ち上げて与えられたデモソングとクリックと睨めっこしながらひたすら録音する作業の毎日。

 

しかしこれがまた、慣れてくると楽しい。非常に勉強になる。ドラムを叩くと言う運動的な事ではなく、音楽的な面でめっちゃくちゃ感覚が鋭くなった。これは嬉しい誤算だ。

 

 

しかし、そんな生活をしてたら案の定、生の楽器に触れたくなって、

 

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持ってる全てのスネアをいじり倒した。

 


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スタジオにも何回も入ったけれど、イージーモードな生活をしてきた時よりは入れてない。もちろん、スティックに触る事は毎日勝手に行われる。

 

しかし個人練習という時間がまるで取れない。ほとんどは携わる曲の練習だ。そこに少しの不安を感じていた。不満は全くない。しかし不安だったのだ。

 

でもそれで良い。「仕事の忙しさを理由に音楽を疎かにしない。」これが俺の生きるルールだ。間違っても逆はダメだ。「音楽を理由に仕事を疎かにしない」なんてルールは俺には不用だ。俺は仕事は疎かにしない。というか出来ない。性格的にもうこれは仕方ない。だから仕事の日を極端に減らしていたと言うのに、まあ仕方ない。やるしかないんだ。

 

むしろ、いくら仕事が忙しかろうと音楽の仕事は入ってきて欲しい。音楽の仕事が無ければ俺は生きる屍になりかねない。

 

 

閑話休題

 

一つ前に話を戻すけれど

 

クリエイティビティに頭と体を使うと疲れ果てて、とてもじゃないけど練習やインプットができないようだ。普段聴く曲も、頂いたデモに対してドラムを入れた結果を聞き返してフィードバックするか、曲のリファレンスを聴き込むかくらいだ。それしか脳みそが受け付けないと言う事を知れた。

 

今月、創るという行為に携わったのはいくつかの種類を合わせたら、合計9曲と、動画の編集2つ。

 

良くもまあやれたもんだ。意外とやれる。週5日間仕事をしてたとしても、これだけのことはやれるらしい。

 

しかし、身体はだんだんいうことを聞かなくなってきた。脳も麻痺してきている。仕事の事と音楽のこと以外、頭にうまく入ってこない。私生活はボロボロだ。コミュニケーションがうまく取れない。

 

 

というか、どちらかというと音楽を無理してでもやってしまう。と言うのが正しい。何故なら仕事の後でも全く辛く無い。

 

けれど仕事は本当にクソがつくほど疲れる。嫌いでは無いが好きでもない。好き嫌いはどっちでもいい。やらなきゃいけない立場だからやるしか無い。「やる。」それしか選択肢は、ない。あとは「休む」という選択肢も入れないとダメだと言う事はとりあえず学んだ。

 

世の中のサラリーマンはやっぱり凄いと思う。しかし僕には向かない。やっぱり仕事にこれだけの時間を割くのはおかしいし納得がいかない。これは僕のわがままだ。3月の給料が入ったのだけど、まるで嬉しくなかった。仕事って何なんだろうな、っていう感覚になりかけたけど、そんなこと考える脳のキャパは残ってなかった。こうやって人は、「まあいいや。」が増えていくのかもしれない。

 

なかなかの額が入ってきたのだけど、「当たり前だろこんだけやってんだ。」という感情しか出てこなかった。というか仕事場で出来ない準備見たいのを家でやってる事を考えたら足りないくらいだ。とか、不平不満を言い出したらキリがないので割愛。

 

さてと、、、、、、、生ドラムに毎日触るという習慣が仕事によって立たれてしまった今、僕は昨今のテクノロジーをつかって遠隔でレコーディングに向けたアレンジをやっていた。

 

休みの日はサポートのバンドのスタジオで作曲に参加した。

 

仕事終わりに自分のバンドの新しい準備に取り掛かった。

 

なんだかんだで、週に2〜3日間しか働いてなかった人生イージーモードの頃よりも、仕事の量も音楽に携わる量も増えた。

 

 

そして、生ドラムへの恋焦がれを抱いたまま先日、とあるバンドのプリプロをしてきた


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何ら問題なかった。というかいつのまにかうまくなってた。生ドラムの演奏をサボっていたわけではない。しかしその時間以上にあまりにもクリックと電子ドラムに向き合い過ぎてたからちょっと不安だったのだけど、何のことはなかった。身体は全て覚えていた。あの生で音を取る感覚。集中力が物を言うあのシビアな世界。

 

そのバンド特有の渦の中に身を置く感覚、求められてる物を提示できた時の喜び。そしてシレッと忍ばせた俺流っていうのを褒められた時の高揚感。そしてそれが作品にマッチした事を確認できた時の、あの鳥肌。

 

ドラマーは個性的であれど曲に合わなければまるで意味がない。そことの戦いに勝利する感覚。作曲者が作る曲が俺が叩く事でかっこよくなるならなんだってやる。ダサくなるならやらない。シンプルなロジックが唯一通るのがバンド。あっちの仕事じゃそうも言ってられない。でも創る仕事は常にそうだ。本当に生きた心地がする。

 

音楽にまた救って頂いた。ありがとうバンド。

 

もう少し先の未来では私生活を安定させたい。しかし、今はこれでいい。イージーモードに慣れ過ぎたツケだ。しかしやはり目標は仕事なんて週に3日間で十分だ。その下準備期間だと思って今を全力で過ごそう。

 

 

 

やっぱり僕はクリエイティブな世界に居たい。仕事には誇りを持っているが、残念ながら僕が本当にやりたい事はここには無い。仕事はあくまでも仕事だった。僕には幸い、生き方を選ぶだけのチャンスがある。今ある牌(パイ)に加えてこの先手に入るであろう手札を意識して、まずは目の前の事から一つ一つやっていこうと思った。

 

慣れないパソコンと睨めっこしたお陰で、音楽に携わる選択肢は一つ増えた。

 

あとは、今はまだ頭を使いながらやってる急に増えた仕事量を、呼吸するようにできるように慣れればいけるはず。

 

「楽がしたいからシステムを組む」

 

これは僕のリスペクトする人が言っていた仕事論だけれど、タラタラやってられない身になってやっとその意味がわかった。楽をする事は、手を抜く事とは180度、やってる事がちがったんだな。

 

 

3月はそんな感じだ。みんなもお疲れ様。

 

 

メモ 片頭痛と帯状疱疹ウィルス

片頭痛帯状疱疹ウィルスの関係性

 

片頭痛発作の手前で、目の周りや頭皮や腕などに生じる皮膚の違和感(毛が逆立つような感覚と表す事がある)の事をロディニアと言い、片頭痛や群発性頭痛患者の6〜8割が感じてる。日本語では異痛症という。

 

帯状疱疹は元々は子供の頃にかかる水疱瘡(みずぼうそう)ウィルスが活発化して現れる症状である。

 

片頭痛帯状疱疹ウィルスの関係性は

 

頭痛発作の直前に起きるアロディニアの症状が、帯状疱疹ウィルスの再活動が見られる患者ではそうでない患者にくらべ4.3倍強く現れるという研究結果が出た。また頭痛発作自体も重症の事が多い。

 

非常に強い頭痛発作の場合、問診後にCTやMRI検査を行い、脳血管や腫瘍の有無を調べる。

 

その結果腫瘍等の原因それらがなく、片頭痛や群発性頭痛と診断されると、特定の患者では次に「帯状疱疹ウィルス抗体価」を測定する。

 

抗体価を測定する特定条件は、

・アロディニア症状があり

・頭痛発作の程度が重症、または耳鳴りや難聴がある事

 

帯状疱疹ウィルスは神経に対してダメージを与える事でその症状をきたすウィルス。

 

神経修復には「ゴールデンアワー」というものがあり、その期間は傷ついた神経の修復スピードが比較的速い。しかしそれを超えてしまうと修復スピードが著しく落ちてしまう。

 

神経修復のゴールデンアワーは、神経痛発症後「約1週間以内」

 

片頭痛もしくは群発性頭痛でアロディニアが疑われた場合は、帯状疱疹ウィルス抗体価を血液検査で調べ、

 

その結果、帯状疱疹ウィルスの再活動が疑われる場合、速やかに帯状疱疹ウィルスに対して抗ウィルス薬「バルトレックス」を投与する。

 

片頭痛治療目的によるバルトレックスの投与は適応外であり投与量明記されていない。おそらくは帯状疱疹ウィルス抗体価が根拠となる帯状疱疹の治療としての容量になると推測。その場合、1000mg/回 1日3回。

 

バルトレックス(500) 6T 分3 毎食後 (予想)

 

 

 

 

…なるほど。もし頭痛の症状が酷い場合はCTやMRIだけでなく、ウィルス抗体価をしらべるのか。しかし、アロディニアといっても自分が感じている片頭痛の前兆症状がそれなのかが判断つけにくい。

 

しかし過去に水疱瘡にかかった事がある人であれば帯状疱疹ウィルスを体内に宿してる可能性は十分あるからして、片頭痛の治療に1つの提案としてもこの知識は覚えておく価値があると思った。

 

片頭痛治療の一貫で帯状疱疹ウィルスの抗体価の測定を血液検査にて行う事がある

 

これは良い発見をした。処方解析の時にとても役立ちそうだ。

 

新作ミュージックビデオ公開

 

 

※今回のブログはTwitter向けではなくどちらかというとブログフォロワーの方々向けです。しかし、ここでしか書かない内容もあるので是非、既に作品をご覧の方々も一読いただければと思います。

 

 

皆さんおはよう御座います、こんにちは、こんばんは。

リョウマサヒロです。

 

作品発表の初動がTwitterだったので、こちらにもご報告させて頂きます。

 

先日のブログでもあった通り、晴れて自身のバンドから作品が発表されました。

 

その作品がこちら

 

AWAIE 間 (with english lyrics ) by Shinobu Motoori Group

https://youtu.be/gp2oPTQB8PU

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曲名は「あわい」と読みます。人と人との間(あわい)。人と人ならざるものとの間(あわい)。そこに宿る力を歌いました。聴いてやってくださいませ。
ご尽力いただいた関係者の皆様にも感謝!!

by 本居信夫(from Shinobu Motoori Group)

 

相方のメンバーの述べた通り、今回私達はこの苦しい世の中で、一つの希望を描きたくて、もがきました。

 

エンターテイメントがたくさん溢れているのが当たり前だった世の中から一転して、僕の周りでも例外でなく姿を消していったエンターテイナーがたくさん居ます。

 

エンターテイメントの舞台を降りる、それ事態が不服なわけではありません。本人が決めた事ならばそれが正解だと思います。

 

しかし今回は例外で、舞台を降りる事を余儀なくされた人も多くいると思います。それすらも、何か宿命じみたものを感じるところすらある、超常現象。

 

そんな中僕らは幸い、まだ舞台を降りる事に待ったをかけることができています。仕事があり生活基盤が安定していることの大切さを改めて知らしめられた。

 

そんな中で、世の中では夢を語ったり、幸せを口にする事がだんだんと憚られて来ました。希望を口にするより先に絶望を匂わせる空気感。

 

ええ、僕はとても不満です。

 

しかし、そんな事をヤダヤダ言っているだけではエンターテイナーとしては失格な気がしてきます。

 

僕たちは今回、希望について考えさせられました。そしてそれは、我々だけでなく誰しもが同じだった事でしょう。

 

ある人はただの風邪だと言い聞かせ

ある人は世の中の為にと警察官になりすまし

ある人は皆の為に仕事をするなと叫び

 

一方その頃私は薬剤師として働く傍ら、制作活動に没頭しました。相方も同じく、仕事をしながら腕を磨き作品に注力していました。作るための技術を磨き、ない知識を貪欲に貪り、知らない事を恐れて知ろうとして。

 

そうするうちに、僕の場合は、魔の手ウィルスに対するストレスが減ってきました。去年は本当にあっという間の1年間でした。

 

恐れというのは底なしに深い穴のようなものだと思います。落ちていけば周りは見えなくなり、気付けば孤独。そして二度と戻れないと思い込む。

 

けれどもしかしたら、そう信じ切っているからそう見えるだけかも。

 

上を向いたらもしかしたら誰かが手を差し伸べているかもしれない。気付いたらそんなに深い穴ではないかもしれない。もしかしたら僕達には穴から這い出る方法が既に与えられてるかもしれない。

 

いやでも上を向き、チャンスを伺う。また再開した時に、あの時は辛かったぜ!って笑い合いたい。

 

クソみたいな世の中なのはもう十分承知、ならせめて自分の周りだけでもクソまみれから脱却したいと思いました。

 

皆さんにとっての希望って、なんですか?

 

僕は未だ答えを見つけられては居ませんが、希望の生み出し方だけは、分かりました。

 

挑戦です。挑戦してる最中は、前を向けます。今回僕は、挑戦する為に生きると言うよりも、生き抜く為に挑戦する事にしました。

 

僕にとっての希望はね。

 

 

↓クリック↓

https://youtu.be/gp2oPTQB8PU

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リョウマサヒロ